中経出版

「アベノミクス」の真相

浜矩子

KADOKAWA

発売:2013/05/30

発行形態:書籍

ファイル:EPUBリフロー形式/6.3MB

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商品詳細

2012年12月、自民党の大勝によって、政権交代が起こった。その後、安倍政権が景気回復のために掲げる「アベノミクス」と呼ばれる経済政策が新聞紙上やニュースを、騒がせている。なかでも最も注目されるのは「デフレ・円高対策」だ。日銀法改正を視野に入れた大胆な金融緩和により、安倍政権は「名目3%以上の経済成長」を達成するとぶち上げた。著者はこの「アベノミクス」に対して、強い不快感を示さざるを得ない。本書では読者に対して、根源的な問いを投げかけたい。日本経済は本当に「成長」することができるのだろうか? そもそも「成長」は、必要なのだろうか?

1 「黒田バズーカ砲」は何を狙っているのか?これが安倍政権の「金融政策」の真相だ!(俗論「異次元緩和により日本経済は復活する」・真相「この政策は「リフレ政策」とは呼べない代物」 俗論「黒田緩和策のポイントはカネの量を増やすことにある」・真相「緩和の量よりも「中身」に真の狙いが見える」 俗論「カネが設備投資や個人消費に回るかが焦点」・真相「日銀が狙うのは「バブル」による「デフレ」退治」 ほか)
2 「浦島太郎」のバラマキは何をもたらす?これが安倍政権の「財政政策」の真相だ!(俗論「国土強靱化計画で景気回復が望める」・真相「バラマキ政治への回帰。大いなる時代逆行」 俗論「民主党政権時代よりも借金を減らした」・真相「「引き締まった予算」には巧妙なカラクリが潜む」 俗論「年2.7%成長で税収増が見込める」・真相「予算の大前提となる成長率に根拠なし」 ほか)
3 「日本を取り戻す」必要はあるか?これが安倍政権の「成長戦略」の真相だ!(俗論「既得権益に屈せず改革を実行できるかがカギ」・真相「目指す的が間違っている。過去は取り戻せない」 俗論「女性活用は人口減の日本経済に不可欠」・真相「成長戦略の道具として女性を使っているだけ」 俗論「頑張っている人に報いるのが政府の役割」・真相「否。市場の仕事を政府が代行すべきでない」 ほか)

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著者情報

浜矩子[ハマノリコ]
同志社大学大学院ビジネス研究科教授。1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。三菱総合研究所ロンドン駐在員事務所長、同研究所主任研究員を経て、2002年より現職。専門はマクロ経済分析、国際経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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