商品詳細
アダム・スミス、ケインズ、マルクスといった古典から、フリードマン、クルーグマンなど現代の経済学者まで、彼らが提唱する経済理論を図解でわかりやすく解説。仕事に活用できる理論として、何を知っておけばいいのかを徹底ガイド! この一冊で経済のしくみとなりたちを概観できる!
第1章 経済のとらえ方を学ぶ(経済の調子を数値化する―クズネッツの「国民経済計算」を学ぶ 国内総生産の意義と限界―アマルティア・センの「潜在能力」に向けて ほか)
第2章 経済における「価値」の決まり方(GDPはどう決まるのか?―サミュエルソンの「45度線分析」を学ぶ 金利はどう決まるのか?―「流動性選好説」を学ぶ ほか)
第3章 あの経済危機はなぜ起こったのか?(バブルはどのように生成したのか?―「バブルの生成の理論」を学ぶ バブルはどのように加速して崩壊したのか?―ミンスキーの「3つの動機」を学ぶ ほか)
第4章 これから役立つ危機対応の理論(金融政策の失敗を防ぐには?―「テイラー・ルール」を学ぶ 財政が破綻しないための条件は?―「ボーン条件」を学ぶ ほか)
第5章 経済成長のための理論とは?(分業によって経済が成長する―アダム・スミスの「分業理論」を学ぶ 産業が集まると経済が成長する―マーシャルの「外部経済理論」を学ぶ ほか)
著者情報
藤田康範[フジタヤスノリ]
慶應義塾大学経済学部教授。専門は、応用経済理論・経済政策。1992年、慶應義塾大学経済学部卒業。2006年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。慶應義塾大学経済学部研究助手、同講師、同准教授を経て、2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)