商品詳細
自らの作品を呪物と化し、人々を襲った異端の芸術家・黒形上赤四郎。青年画家・影と幼馴染みの光、明兄妹はかろうじてその悪意を退けたが、また新たに不穏な情報がもたらされる。“黒い楕円”をモチーフとした黒形上の回顧展が開催されるというのだ。観客への影響を懸念する影たちだったが、新たな悪夢はより巧妙な形で日常の中にまで仕掛けられていた……。美貌の天才画家たちによる絢爛たるアート・ホラー、第2弾!
著者情報
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社勤務を経て、98年より専業作家。幻想小説、ホラー、ミステリ、時代小説を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
この著者の他の商品・シリーズ
n二刀流大名 立花丹後
お江戸薬膳出前帖
お助け屋台 ― 小料理のどか屋 人情帖42
公家さま隠密 冷泉為長 まろが斬る!
ねこ浄土 ― 小料理のどか屋 人情帖41
最後の駅 その他の鉄道短篇
おもいで料理きく屋 なみだ飯
永久のゼッケン 多摩川ブルーにほほえみを
勝負めし ― 小料理のどか屋 人情帖40
いのち汁~人情おはる四季料理(三)~
公家さま隠密 冷泉為長