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日本の漁船「河合丸」の船員たちが、太平洋に浮かぶ「黄金諸島」で聞き集めた10の物語とは――土着の神話や伝説・迷信、さらには幻想・イマジネーションに満ちた口承文学とマレーの伝統社会に根付く権力者を批判する庶民文学の要素を取り入れ、想像のコロニアル「黄金諸島共和国」に生きる人間の姿を描き出す現代マレー文学の傑作。マレーシア「最高文学賞」受賞。
著者情報
リドワン,アンワル[リドワン,アンワル][Ridhwan,Anwar]
1949年生れ。1974年にマラヤ大学を卒業してDBP(国立言語出版研究所)に勤務しながら、創作活動を行う。1998年マラヤ大学院から博士号取得。1997年4月から2000年3月まで東京外国語大学で客員教授(マレーシア語)。2008年から国立伝統芸術文化学院(ASWARA)の創作学部学部長。2009年に国民栄誉作家に選ばれる
小野沢純[オノザワジュン]
1965年東京外国語大学卒業。ジェトロ(日本貿易振興会)に入り、クアラルンプール事務所、ジャカルタ・センターに駐在した後、東京外国語大学外国語学部教授、拓殖大学国際学部教授を経て、2012年7月からマレーシアのADTEC(高等技術訓練センター)マラカ校のアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)