商品詳細
エッダ、サガに登場する粗野でたくましい死者のイメージは、中世後期の『黄金伝説』『奇跡をめぐる対話』では、生者に助けを求める哀れな姿となる。その背景には何があったのか? キリスト教と「贖罪規定書」そして告解の浸透……。「真実の告白が、権力による個人形成の核心となる」(M・フーコー)過程を探り、西欧的精神構造の根源を解き明かす。(講談社学術文庫)
著者情報
阿部謹也[アベキンヤ]
1935~2006年。一橋大学経済学部卒業、同大学院社会学研究科博士課程修了。一橋大学名誉教授・元学長。歴史学者。著書に、『中世を旅する人びと』(サントリー学芸賞)、『中世の窓から』(大佛次郎賞)、訳書に『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』(日本翻訳文化賞)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
この著者の他の商品・シリーズ
n西洋中世の愛と人格 「世間」論序説
対談 中世の再発見
中世賤民の宇宙 ──ヨーロッパ原点への旅
中世の星の下で
「教養」とは何か
世間学への招待
「世間」とは何か
物語 ドイツの歴史 ドイツ的とは何か
ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界
近代化と世間 私が見たヨーロッパと日本