商品詳細
短歌をつくるための題材や言葉の選び方、知っておくべき先達の名歌などをやさしく解説。「遊びとまじめ」「事柄でなく感情を」など、テーマを読み進めるごとに歌作りの本質がわかってくる。正統派短歌入門!
なにからはじめようか
遊びとまじめ
模写と風景
批評のなかでのびる
批評の基準
読むことは作ることである
初句と結句
型について
名詞をつかむ
個別化への指向
自然詠のはじまり
自然の変化に注目する
人間のいる自然詠
自然詠と自然観
社会詠のつくり方
新しい社会詠の模索
暗示としての社会詠
事柄でなく感情を
題材の選択について
比喩について
読者を予想する
結社と歌会
飛躍のための一章
著者情報
岡井隆[オカイタカシ]
1928年名古屋市生まれ。歌人。歌誌「未来」編集・発行人。慶應義塾大学医学部を卒業後、内科医として勤務。のち、京都精華大学人文学部教授。現在、NHK学園短歌講座監修者、歌会始選者、日経新聞歌壇選者。歌集に『禁忌と好色』(第17回迢空賞)、『ウランと白鳥』(第14回詩歌文学館賞)、『馴鹿時代今か来向かふ』(第56回読売文学賞)、『X―述懐スル私』(第18回短歌新聞社賞)、著書に『岡井隆コレクション(全8巻)』(第18回現代短歌大賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)