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【格付けを見れば、世界経済がわかる!】
2011年8月5日、ソブリン格付け90年の歴史の中で初めて、米国がAAAの座から落ち、AA+に格下げされました。
世界の政治・経済の基軸国だった米国も、いよいよ台頭めまぐるしい中国にそのリーダーシップを明け渡すことになるのでしょうか?
格付けに直接携わっていないビジネスマンや学生のみなさんにも理解していただけるよう、できるだけ平易に、また現実の問題に即しながら書かれています。
先行き不透明な経済を見通すために、格付けについての基本的理解を深めてみてはいかがでしょうか?
第1章 経済を動かす「格付け」とは何か?
第2章 「日本国債」の格付けはどうなっているか?
第3章 「米国・ヨーロッパ」の国債格付けはどうなっているか?
第4章 ソブリン格付けの「これまで」と「これから」は?
第5章 「格付け会社」は何をしているのか?
第6章 格付けと「経済危機」の関係とは?
第7章 格付けはどんなときに「食い違う」のか?
著者情報
黒沢義孝[クロサワヨシタカ]
日本大学経済学部教授、早稲田大学大学院商学研究科非常勤講師(専攻は国際金融、企業金融、信用格付け)。1943年、東京都生まれ。北海道大学経済学部卒(北大・経済学博士)、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)入行。同行設備投資研究所主任研究員、米国ブルッキングス研究所客員研究員、日本格付研究所主席審査役、米国ハーバード大学客員研究員・客員教授、アジア経済研究所開発スクール客員教授、英国ケンブリッジ大学客員研究員、ドイツ・ヨハネスグーテンベルク大学招聘教授などを歴任し、現職に至る。また、民主的な格付け利用の促進を目的としたNPOフェア・レーティングの代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)