商品詳細
連結納税の解説書は複数出版されていますが、中には専門家が読んでも難しい内容のものもあります。本書は「平易な言葉づかい」「豊富な図解」「ポイントを大胆に絞り込んだ解説」が特長で、事例もふんだんに盛り込んでいます。経理部門担当者、税理士事務所や会計事務所の関係者の方は、連結納税の全体像を理解するための入口として、グループ経営を行っている会社の経営者・経営幹部の方は、「どんな会社で得になるのか」や「経営への活かし方」を知るために、様々な立場の方にご活用いただけます。
プロローグ いま「連結納税」が注目される理由(前年比で倍増する申請数)
第1章 経営に直結する連結納税の勘どころ(連結納税制度のメリットってどんなもの? 損益通算と繰越欠損金の利用をさらに詳しく見てみよう ほか)
第2章 制度全体をざっくりと理解する(なぜ、連結納税制度が必要だったのか? 税制の基本三原則と連結納税制度 ほか)
第3章 実際の計算方法を見てみよう(導入に向けた準備と計算の流れはどんなものか? 実際の計算ステップを細かく見てみよう ほか)
第4章 事例編 7つのパターンでメリットの活かし方を押さえよう(まず、事例のポイントを確認しよう 新規事業を始めて、当初から多額の赤字を計上しているケース ほか)
著者情報
福薗健[フクゾノタケシ]
1970年生まれ。公認会計士、税理士。税理士法人報徳事務所中堅大企業支援部長、報徳公認会計士共同事務所パートナー、獨協大学経済学部非常勤講師、埼玉県創業・ベンチャー支援センターセミナー講師。大手監査法人、東証一部上場会社の経営企画室長および同グループ子会社の取締役等を経て、2009年9月より現職。会計・指導のほか、管理会計技法を活かした経営計画の立案、組織再編のスキーム組成、財務デューデリジェンス、連結納税制度の導入といったコンサルティング等を実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)