商品詳細
現在、課長のポストに就いている人のなかで、課長としての本当の仕事を理解している人は意外なほどの少数派です。前任者ですら理解していないことが多く、経営者もいちいちレクチャーしてくれないのが現実だからです。しかし、課長本来の仕事を理解していないと、主任・係長時代と同様に目先の仕事だけでバタバタする毎日を送ることになってしまい、課の運営もおぼつきません。課長としての足場を固めるため、まずは誰も教えてくれない課長本来の仕事を本書で理解していただければと思います。本書では、「課長の仕事」は自分が作成した「課の仕事の体系図」であり、そこにあげていることに全精力をつぎこむことを提案しています。また、管理点管理など、実際に課を運営していくうえで役立つノウハウを、随所にマンガを使いながらビジュアルで解説しています。世の悩める課長のみなさん、課長候補の方々は、ぜひご活用ください。
第1章 課長の仕事を理解する
第2章 課の機能と課の仕事を明らかにする
第3章 管理点で課を運営する
第4章 日常のバタバタ仕事から脱却する
第5章 部下の仕事を改善して減らす
第6章 求められる課にする
第7章 課長の仕事はPDCA管理に集約できる
著者情報
大西農夫明[オオニシノブアキ]
経営コンサルタント。株式会社アドバンス経営取締役。神鋼パンテック(現、神鋼環境ソリューション)を経て、1990年から製造業を中心とした経営コンサルティングに携わる。生産性向上、品質システム・生産管理の構築などの実践指導を行ない、確実に成果を出す指導は定評がある。また、「管理者の仕事」の再構築、管理点管理のための仕組みづくり、経営者から管理者・一般従業員までマネジメントサイクルを回すシステムづくりなどを事務所部門、製造部門を問わず実践的に行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)