角川ソフィア文庫

福翁百話 現代語訳

福沢諭吉佐藤きむ

KADOKAWA

発売:2014/11/21

発行形態:書籍

ファイル:EPUBリフロー形式/1.3MB

ポイント:6pt

¥682( 本体 ¥620 )

商品詳細

福沢が来客相手に語った談話を、自身で綴った代表作。自然科学、夫婦のあり方、政府と国民の関係、教育、環境衛生など、西洋に通じる新しい考えから快活に持論を展開。思想家福沢のすべてが大観できる。

宇宙―宇宙は人知では推測できない事象に満ちている
天工―存在する物のすべてが一定の法則に従っている
天道人に可なり―自然の法則は文明の進歩があってこそ役立つ
前途の望み―人間社会の黄金時代も夢ではない
因果応報―子孫のために文明進歩の糸口を開こう
謝恩の一念発起すべきや否や―自然が人間に特別の恩恵を与えてはいない
人間の安心―勤勉な暮らしにも遊び心は必要
善悪の標準は人の好悪によって定まる―人のいやがる行為をしないのが善
善は易くして悪は難し―安楽を求める心は善につながる
人間の心は広大無辺なり―人生は理屈通りでないからこそ安らかである〔ほか〕

購入前の注意点

3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
・この書籍はKinoppy for iOS、Kinoppy for Android、Kinoppy for Windows または Kinoppy for Mac(いずれも最新版)でお読みください。
・電子書籍は会員サービス利用規約に則してご利用いただきます。
・海外会員様にはプレゼントを贈れません。

著者情報

福沢諭吉[フクザワユキチ]
1835年大坂中津藩蔵屋敷生まれ。54年蘭学を志し、長崎に出る。翌年緒方洪庵の適塾入門。56年福沢家の家督を継ぐ。58年江戸中津藩中屋敷に蘭学塾を開くが、翌年英学に転向。60年軍艦咸臨丸でサンフランシスコへ渡航。62年幕府遣欧使節随行員としてヨーロッパを歴訪。68年塾舎を新銭座に移転、「慶應義塾」と命名し、71年には三田へ移転。90年慶應義塾大学部を設置。1901年、66歳で死去

佐藤きむ[サトウキン]
1932年弘前市生まれ。弘前大学教育学部を卒業後、弘前大附属中学校で教壇に立ち、母校の助教授となる。その後、弘前大・弘前学院大などの非常勤講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)