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普段あまり飛行機に乗らない人からすれば、「何がそんなに問題なの?」という感じかもしれません。でも、経済状況が低迷し、国内の市場だけに頼ってもいられない今の日本にとって、航空ビジネスの充実は避けては通れません。また、海外ではLCCと呼ばれる格安航空会社が市場を席巻し、飛行機の利用がますます身近になりつつあります。経済・社会問題と結びつく航空ビジネスをわかりやすく解説します。
第1章 世界の空で何が起こっているか?
第2章 日本の航空政策はどうなっているか?
第3章 空の自由化はどうなっているか?
第4章 航空業界地図はどうなっているか?
第5章 日本の空港にはどんな問題があるか?
第6章 航空を取り巻く環境はどうなっているか?
第7章 日本の空はどう変わっていくか?
著者情報
戸崎肇[トザキハジメ]
早稲田大学アジア研究機構(OAS)教授(専門は公共経済学・公共政策学・交通政策論)。1986年、京都大学経済学部を卒業し、日本航空株式会社に入社。旅客業務、旅行会社への営業、予約管理業務などに従事。1994年、学業に専念するために日本航空を退社し、翌年、京都大学大学院にて博士号(経済学)取得。2008年11月より現職。航空や空港を始めとして、交通政策全般について幅広く発言しつつも、業界とのつながりを大切にしながら、市場の実態に即した政策のあり方を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)