商品詳細
「甘え」を奪われたことが、子供たちに引きこもりや摂食障害などの心の病が増えた原因ではないか。自然な甘えの肯定と他者に「触れる」感覚が、生命力や豊かな人間関係を育むと説く、衝撃の対話。
※本書は、二〇〇四年四月、朝日出版社刊行の単行本を底本とし、終章を加えました。
著者情報
土居健郎[ドイタケオ]
1920年東京都生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部教授、国立精神衛生研究所所長を経て、聖路加国際病院診療顧問、医学博士。2009年7月永眠
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)