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<書くこと>でいかに<戦争>と拮抗しうるのか――。小林秀雄、坂口安吾、保田與重郎の戦時下における著述を丹念に辿ることで、時局に追従する言説と彼らとの距離を明らかにし、保田の『万葉集の精神』を起点に、日本文を成立せしめた「訓読」というプログラムの分析へと遡行する。気鋭の批評家による<日本イデオロギー>の根底を撃つ画期的試み。群像新人文学賞受賞作を収めた第1評論集。
小林批評のクリティカル・ポイント
戦争について
万葉集の「精神」について
文学のプログラム
著者情報
山城むつみ[ヤマシロムツミ]
1960・9・24~。文芸評論家。大阪府生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科卒。現在、東海大学文学部文芸創作学科教授。1992年、「小林批評のクリティカル・ポイント」で第35回群像新人文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)