講談社学術文庫

ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789ー1815

鹿島茂

講談社

発売:2014/12/05

発行形態:書籍

ファイル:EPUBリフロー形式/6MB

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商品詳細

1789年の大革命から1815年のワーテルローの戦いまで、ナポレオンの熱狂情念が巻き起こした相次ぐ戦争による混乱と怒濤の30年。この偉大なる皇帝の傍らに、警察大臣フーシェ=陰謀情念と外務大臣タレーラン=移り気情念なかりせば、ヨーロッパは異なる姿になったにちがいない。情念史観の立場から、交錯する三つ巴の心理戦と歴史事実の関連を丹念に読解し、活写する。(講談社学術文庫)

序 すべては「情念」に始まる
第一章 欲望と悪徳の王国
 タレーランの悲惨な少年期/フーシェの凡庸な少年時代/「売国奴の息子」/タレーランの快楽生活/革命は官能を解放する/フーシェ、いよいよ立つ/運命の岐路/「私欲」と「公益」の幸福な結婚/リヨンの虐殺者
第二章 情念が歴史を変えた
 若き最高指揮官の「敵」/王妃様よりすごい女/恐怖の連帯/タレーランの賭け/バラスという結節点/熱狂情念VS.浮気情念/タレーラン、ナポレオンと出会う/エジプト遠征という「夢想」/無血クーデター
第三章 熱狂皇帝、ヨーロッパを席巻す
 フーシェ機関/「諸君、革命は終わった」/マレンゴ/フーシェ、「失職」する/熱狂情念は「帝国」を目指す/アンギャン公銃殺/アウステルリッツの誤算/ポーランドからの「贈り物」/タレーランの決断
第四章 誰がナポレオンを倒したのか
 タレーランとフーシェの無言劇/得意の絶頂、破滅の始まり/皇妃問題を巡る暗闘/「愛さずにはいられない」/モスクワ──悪魔の誘惑/終わりの始まり/ライプティッヒの悲劇/自滅への道/タレーラン、動く/パリ陥落/帝国の落日/「さらば、古き戦友たち」
第五章 情念戦争の「大いなる遺産」
 ジョゼフィーヌ死す/エルバ島脱出/三度目の警察大臣/ワーテルロー前夜/「大文字A」の戦い/六月十八日/陰謀情念の勝利/鼠取りの悲劇/セント・ヘレナの落日/そして情念は死なず
あとがき
年 表
参考/引用文献一覧

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著者情報

鹿島茂[カシマシゲル]
1949年神奈川県横浜市生まれ。東京大学仏文科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在明治大学教授。19世紀フランスの社会・小説が専門。代表作に『馬車が買いたい!』(サントリー学芸賞)、『子供より古書が大事と思いたい』(講談社エッセイ賞)、『愛書狂』(ゲスナー賞)、『職業別パリ風俗』(読売文学賞評論・伝記賞)、『成功する読書日記』(毎日書評賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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