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現在「自分の一生の仕事」として全国でセミナーをしている著者のモットーは「自分ができることを一生懸命楽しんでやる」ということ。仕事に悩むビジネスマンや就職活動中の学生、自分が何をしたら良いかわからない若者に向けた、心に響くメッセージ集。
毎日仕事をしながら、感動して泣くことが私の目標です。あまり格好いい話ではないのですけれどもね。そういうふうに生きられたら、一番幸せではないかなと思っています。
1年間で、私は180人にお会いしました。人生というか、生き方というか、すべてがそこで決まったといってもいいのです。
やると決めて前向きに物事を考えるようにしたら、まわりの人の中傷や批判がアドバイスにしか聞こえなくなってしまったのです。やめないのですから、私に何を言おうがアドバイスでしかないのです。
やると決めたら、どうしたら実現できるかだけを考えればいいのです。それ以外のことを考えても、無意味です。
日本では、多くの人が他人と比較して幸せか不幸かを決めているのです。
自分の人生は自分でつくって、自分がどう考えるかでどんなときにも幸せになれるし、どんなことも可能になる。そういう考え方を、「自立型の姿勢」と呼んでいます。
私には夢がありませんでした。夢がなくて、何がしたいのかがずっとわからなかったときに、夢を教えてくれた人がいたのです。
お父さんが、「今日も仕事が楽しかったな。明日、仕事に行けると思うと、興奮しちゃうな」と言うと、子どもさんは勉強し始めるのです。
仕事というのは、そこにどういう意味があるのか、何のためにやっているかということを忘れると、すごくつまらなくなってしまうのです。
何のために働くのか。何のために生きているのか。それを思い出す習慣をつける。それが大切です。〔ほか〕
著者情報
福島正伸[フクシママサノブ]
1958年、東京都墨田区生まれ。早稲田大学法学部卒業後、コンサルタント会社に就職するも同月退社。その後、様々な事業に挑戦し、1988年、株式会社就職予備校(現・アントレプレナーセンター)を設立、代表取締役に就任する。通産省産業構造審議会委員を始め、数々の委員を歴任。全国各地で起業家スクールの主任講師をつとめ、これまで数千人の起業家・経営者を育成してきた。その他、自立型人材の育成、組織活性化や新規事業立ち上げ、地域活性化支援の専門家として、20年以上に渡り、日本を代表するいくつもの大手企業、大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールや全国の地方自治体などで、約5,000回、のべにして20万人以上に研修、講演を行なう。「他人の成功を応援すること」を生きがいとしており、企業経営者、ビジネス書のベストセラー作家など、多くの人から「メンター」と慕われている。また、6人の経営者を応援するために、毎朝ハガキを出すことを10年以上続けており、その言葉をメルマガ「夢を実現する今日の一言」にて配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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