商品詳細
スムーズな組織運営のためには、上司があえて「嫌われ役」になって部下に職場のルールを徹底させる必要があります。しかし、個人の「経験と勘」のみに頼って職場管理を行うと、ささいなことがトラブルに発展したり、時には組織がひとつにまとまらない状態に陥ったりすることもあります。本書は、正しい法律知識と、それをどう現場で駆使していくかが学べるようになっています。本書を読むことで、「経験や勘」と「正しい知識とテクニック」のバランスが取れた管理ができるようになります。
第1章 部下の勤務態度をどう改善させるか(始業時刻ぎりぎりに出社してくる部下には? 何の連絡もなしに無断欠勤を続ける部下には? ほか)
第2章 部下からの要求にどう対処するか(直行・直帰した部下が賃金や残業代を請求してきた! 退職時に全有給休暇の消化を要求してきた! ほか)
第3章 部下への業務命令をどう伝えるか(会社の健康診断を受診しないとき 休日に移動が必要な出張を拒んだとき ほか)
第4章 組織を円滑に運営する上司のテクニック(退職時の引継ぎが確実に行われるような指示を出す 育児休業中の部下とは定期的なコミュニケーションをとる ほか)
著者情報
下田直人[シモダナオト]
特定社会保険労務士、社会保険労務士事務所エスパシオ代表。全国の中小企業を中心に「会社経営」という視点からみた就業規則の作成、従業員のモチベーションを上げるための戦略の企画・立案等を行う。特に「経営理念を労務管理の現場に落とし込みたい」会社への就業規則の作成・労務管理のアドバイスには定評がある。専門誌での執筆やセミナー・講演も精力的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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