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著者少年期の金沢体験を出発点に、また、その後の土地の精霊を訪ねる旅での見聞をもとに、泉鏡花の作品世界を、地誌的・民俗学的に読み解いた長篇エッセイ。「川」「峠」「水神」「蛇」「化物」「白神」等のキー・タームから、鏡花作品の幻想性に入りこみ、その深奥にある北陸の山と水、それらを宰領する精霊たちのうごめきを感じとる。鏡花をめぐるセンチメンタル・ジャーニー、巡歴の記録。
金沢
川
橋
水死
水神
蛇
白
メルヘン
化物
盲人
隅田川
深川
カロン
小人
変化
峠
鳥
社
遊行
白神
金沢
著者情報
川村二郎[カワムラジロウ]
1928・1・28~2008・2・7。文芸評論家。愛知県生まれ。1950年、東京大学文学部卒。名古屋大学、東京都立大学等に勤務しつつ、ドイツ文学の翻訳、文芸評論に健筆を振るう。69年『限界の文学』で亀井勝一郎賞、73年『銀河と地獄』で芸術選奨文部大臣新人賞、84年『内田百間論』で読売文学賞、92年『アレゴリーの織物』で伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)