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16歳の少年ウラジーミルは、隣に引っ越してきた年上の公爵令嬢ジナイーダに、一目で魅せられる。初めての恋にとまどいながらも、思いは燃え上がる。取り巻きの青年たちと恋のさや当てが始まるなか、ある日彼女が恋に落ちたことを知る。だが、相手はいったい誰なのか? 初恋の甘く切ないときめきが、主人公の回想で綴られる。作者自身がもっとも愛した自伝的中編。
著者情報
トゥルゲーネフ,イワン・セルゲーエヴィチ[トゥルゲーネフ,イワンセルゲーエヴィチ][Тургенев,И.С.]
1818‐1883。ロシアの小説家・劇作家。深い教養と冷静な観察力で、ロシア社会が抱える問題をテーマに幾多の名作を書いた。若き日に無政府主義者バクーニンとの共同生活を経験し、50代ではフローベールやゾラと交際するなど、ロシアとヨーロッパの作家、思想家との交流を通じ、両者の懸け橋となった
沼野恭子[ヌマノキョウコ]
ロシア文学研究家、翻訳家。東京外国語大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)