商品詳細
黙狂の矢場徹吾が遂に口を開く。<決していってはならぬ最後の言葉>を語り始める第2の山場。そして翌日の昼、主要人物が一堂に会する津田安寿子の誕生祝いの席上、果して何が起こるのか。 7章から最後の9章までを収録。精神の<無限大>をつきつめ、文学の窮極大飛翔をはかった傑作、埴谷雄高の『死霊』は幕を閉じる。だが、埴谷が生涯かけて追究した<存在の革命>は未来へ託された――。
この著者の他の商品・シリーズ
n系譜なき難解さ 小説家と批評家の対話
酒と戦後派 人物随想集
鐘と遊星
蓮と海嘯
暈と極冠
雁と胡椒
橄欖と塋窟
石棺と年輪 ― 影絵の世界
天頂と潮汐
虹と睡蓮
滑車と風洞