商品詳細
毎月の文芸誌に目を通し、文壇のみならず時代と社会現象一般に眼を向け、自分を老生と呼びつつ、好奇心を躍動させ、文学、映画、音楽等を批評する。ランボーがスタンダールとともに自己の中に在ると感じ、また「事件」のゲラを読む。心臓、体力の限界を心配しつつ堺事件調査の旅行にも出る。「文学界」1986年2月号まで書き継ぎ大岡昇平を雄弁に語る、知的刺激と人間味溢れる好エッセイ。上下2巻。
成城だより 2(つづき)(一九八二年九月一日~十二月十五日)(ひどいことになって来た 旅と腹立ち 「声なき叫び」 それはさうにちがひない)
成城だより 3(一九八五年一月一日~十二月十三日)(寒い正月 「アマデウス」 遅い春 批評の季節 ほか)
この著者の他の商品・シリーズ
nわが復員わが戦後
天誅組
常識的文学論
凍った炎
文学の運命 現代日本のエッセイ
わがスタンダール
萌野
レイテ戦記(一)
レイテ戦記(二)
レイテ戦記(三)
レイテ戦記(四)