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もうトシだなあ。ひとりでいるときは、素直にそう思っている。けれど一歩ひとなかにでた場合は、この言葉はとても耳ざわりなものに聞こえるらしい。もうトシだから、と口走っても、まわりから許してもらえる年齢は、一体いくつからなのか? 変化する女の20代から40代を、ユーモアあふれる筆致で綴った、大好評エッセイ。
陽だまりの午後(春の訪れ 甘い思い出 十代の買いもの 犬の床屋さん ほか)
ありふれた日々に(スポーツ観戦 本のゆくえ 私の休暇 切実な事情 ほか)
著者情報
藤堂志津子[トウドウシズコ]
1949年札幌生まれ。87年「マドンナのごとく」で北海道新聞文学賞受賞。88年「熟れてゆく夏」で第100回直木賞受賞。『別ればなし』『ひとりぐらし』『夫の彼女』『昔の恋人』など著書多数。近著に『ソング・オブ・サンデー』がある
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