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「それにしても、平和だよな」気が置けない仲間達に囲まれ、平凡だが平和な日々を過ごしていた富子市の高校生・木梨幸水。そんなある日、「お前さんには才能があるようじゃ―」彼は不思議な爺さんと出会い、時空転移装置なるものを手渡される。スイッチを入れた彼が辿り着いた先、そこは、「この世界は、地獄だ…」崩壊した富子市だった。そして、困難な状況の中で必死に生き延びてきた仲間達が彼を待っていた。「よかった…生きてたんだ…」生還を喜ぶ幼なじみの香織。だが幸水は戸惑いを隠せなかった。「ここは、僕の世界じゃない…」
著者情報
鷹見一幸[タカミカズユキ]
1969年、静岡県産、埼玉県棲息中。たった一つの「文体」と、七色の「ペンネーム」を使い分け、マンガ原作、ゲーム原案、アニメ企画、その他イロイロ雑文ライター稼業が職業。本作の執筆を機に小説家としての「独り立ち」を狙っているらしい。電撃文庫作品は『時空のクロス・ロード ピクニックは終末に』
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