商品詳細
―― 人生を楽しむ教養の化学のものがたり ――
音楽やスポーツ、芸術や文学を楽しみ、身につけた教養は人生の幅を広げてくれます。
そんな人生を楽しむひとつとして、化学があってもよいのではないか。この本はそんな筆者の思いからまとめられた「化学の歩き方」のガイドブックです。
化学の中の出来事を日常の出来事に置き換え、文学の名作や歴史の名所旧跡などに立ち寄りながら、この本で一緒にぶらぶらと化学の世界を旅してみよう。
―― 本の構成 ――
1 化学曼荼羅
2 我輩は原子である ― 原子の構築
3 ダウンジャケット ― 電子と軌道と周期表
4 小さな恋人たち ― イオンの生成
5 いろいろな恋の形 ― 結合の生成
6 小さな恋のものがたり ― 化学反応
7 裸のわたし ― プロトン
8 ダウンの出し入れ ― 酸化・還元
9 「炭素」でつくる化合物 ― 有機化合物
10 これが化学の進む道 ― 化学反応論
著者情報
大野惇吉[オオノアツヨシ]
1960年京都大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、京都大学名誉教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)