商品詳細親が健在なときはあれほど仲の良かった兄弟姉妹が、遺産相続をきっかけに、修復不能な関係に陥ってしまうことは珍しくありません。
本書は「実家の相続」という視点で、こうしたトラブルをどうすれば避けられるか、詳しく解説します。
▼ 2000件のトラブル解決を手がけたプロが解説する「家族がモメない方法」
著者は「共有名義不動産」「借地権」をはじめとした特殊な専門知識を持ち、2000件のトラブル解決を手がけてきたプロフェッショナル。
実家を相続する際に見落としがちでトラブルにつながる「落とし穴」を、主に次の3つの軸に沿って解説します。
(1)家族内でトラブルになる「共有名義」の問題
(2)何も知らずに相続したことで地主とのトラブルになる「借地権」
(3)令和になって改正されたばかりだが、知らずに使うとさらなるトラブルの元になってしまう「相続法」
親の「万が一」を考える人や、これから初めて実家相続に直面する人が、適切な対策をとることができる一冊、ぜひお役立てください。
序章 どうして我が家にトラブルが!? 不動産相続の落とし穴
第1章 「普通の家庭」でなぜ不動産のトラブルが起こるのか
第2章 誰にでも関係し得る「共有名義不動産」
第3章 借地権の相続で損をしないために
第4章 40年ぶりの相続法改正で更なる問題が!?
第5章 未来の相続のために、今からできること
著者情報松原昌洙[マツバラマサアキ]
株式会社中央プロパティー代表取締役社長。宅地建物取引士。一般社団法人相続総合支援協会代表理事。相続アドバイザー(NPO法人相続アドバイザー協議会認定)。住宅ローンアドバイザー(社団法人全日本不動産協会認定)。1970年生まれ、静岡県出身。2011年に業界で唯一、借地権・共有名義不動産を専門に扱う株式会社中央プロパティーを創業。弁護士、司法書士、不動産鑑定士などの専門家とともに問題解決に取り組む体制を確立。現在までに2500件以上のトラブル解決をサポート。その実績から、新聞、雑誌、テレビなどのメディアにも取り上げられ多数出演。また、弁護士、司法書士、税理士などの専門家だけで構成された一般社団法人相続総合支援協会を立ち上げ、代表理事としてセミナーを開催し、地方講演などの支援も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)