商品詳細
なぜ北は無謀な暗殺を強行したのか? 2017年2月に発生した北朝鮮・金正男氏の暗殺事件。以降、国際社会からの圧力は強まる一方である。武力攻撃もやむなしとの声が上がり、戦争の危機が朝鮮半島のみならず東アジア全体を混乱に陥れている。北朝鮮が事件から得た利益は、一見して何もない。北朝鮮において権力者交替のたびに繰り広げられる粛清劇。暗殺指令は、金正恩氏が権力の座について以来の規定路線だった――。ASEANに広がる北の工作ネットワークと、北朝鮮が海外に派遣する「奴隷労働者」の秘密。2人の実行犯は本当に事件について何も知らなかったのか? 外国人実行犯を活用する巧妙な計画は誰が指示していたのか? 次々に浮かぶ疑問に、金正男の遺体という事件の最大の物証が真実を語る。なぜ北朝鮮は自滅に向かうのか? 毎日新聞外信部が事件の全容を追う迫真のドキュメント!
著者情報
西脇真一[ニシワキシンイチ]
毎日新聞アジア総局長(バンコク特派員)。1990年入社。久留米支局、山口支局、福岡総局を経て2001年、東京社会部。06年に外信部へ異動し08年から4年半、ソウル特派員。16年から現職
平野光芳[ヒラノミツヨシ]
毎日新聞ジャカルタ支局長。2001年毎日新聞入社、大津支局、福井支局敦賀駐在、大阪社会部などを経て14年から現職。大阪社会部時代の09年、「無保険の子」キャンペーン取材班の一員として新聞協会賞受賞。現在ジャカルタを拠点にインドネシアやマレーシア、オセアニアの取材を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)