商品詳細1980年代の東京で、三十路を超えた三人の元不良少年たちが十年以上前に行方不明になった彼らのマドンナ・直子のことを、ふと思い出した。実は三人は、彼女の個人的なことを何一つ知らなかったのだ。一体、直子はどんな秘密を抱えて、彼らの前から姿を消してしまったのか......? 火浦功の尾道1部作(?)『明るい世紀末のすごし方』他、七編の単行本未収録作品を集めた奇跡の一冊!
著者情報火浦功[ヒウラコウ]
1956年広島県生まれ。大学在学中に『小池一夫劇画村塾』に入塾。1980年、早川書房『SFマガジン』主催のハヤカワ・SFコンテストに応募した作品が参考作となり、同誌よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)