商品詳細これは“働き方の未来”を切り開く書だ――
カリスマ予備校講師として知られる著者の書き下ろし一般書第2弾。
これまでの“仕事=給料・やりがい・自己実現”幻想を打ち破り、次世代に新たな可能性を提示する快作!
豊富な図表やデータを用いて、国内を中心とした様々な労働環境の実例、現代におけるあたらしい働き方までを解説。
現在、国内の非正規雇用従事者は4割を超え、テクノロジーの進化によるロボットの台頭に伴い、向こう10年から20年で、世界では知的職業を含めた今ある職の4割以上が消滅リスクにさらされると報告されています。ブラック企業問題、社内鬱の増加、貧困層の拡大もとどまるところをしりません。
かつてないほど変化の激しい現代の社会では、誰もが未来への不安にかられ、自分を見失ってしまいがちです。
しかし、こんな時代にこそ重要なのは、小手先の方法論やテクニックに頼るのではなく、「なぜ自分は働くのか」「働く」とはどういうことなのか、という原点に立ち返って考えてみること。そして、目の前の仕事に対する自らのスタンスを見つめ直すことであると著者は説きます。さらに、個人が自らの属する組織の外部にまで他者との関係を広げていける可能性までを提示します。
今の働き方や自分が置かれた労働環境に疑問を感じている方、これから社会で働こうとしている方にも、本書はとても有益な示唆を与えてくれるでしょう。
著者情報西きょうじ[ニシキョウジ]
1963年東京生まれ。京都大学卒業。現在は東進ハイスクール英語講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)