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好奇心とスケッチブックを手に,ことわざを集める旅に出発! マレーシアでは旅することを風を食べると言い,フィンランドではやり方はいくらでもあると猫を布巾に.エチオピアではヒョウの尻尾をつかんでサバイバル.発想にびっくり,教訓に納得.36言語の心が喜ぶことわざ,ステキな文字を,イラストとエッセイで紹介.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
地図
表面に振リかけたパクチー(タイ語)
ヒョウのしっぼをつかむな…(アムハラ語)
最高の料理人ても豆を焦がす(スペイン語)
「やリ方はいくらてもある」と…(フィンランド語)
月の明るいあいだに糸を紡げ(ビルマ語)
あなたが風でも,必ず嵐に遭うだろう(アラビア語)
鼻が邪魔だと思う象はいない(ズールー語)
きのこと名乗ったからには,籠に入れ(ロシア語)
チャペラをかぶって,世界を歩こう(バスク語)
虎に翼(朝鮮語)
友のない人生は塩気のないピラフ(ウズベク語)
タコのように死ぬな…(マオリ語)
ヴィルコラのあとに飛ぶ(ノルウェー語)
胡椒の辛さは,噛み砕いてはじめて…(シンハラ語)
ジャッカルがヒバリに歌を教える(グルジア語)
選べる者に苦しみあリ(ドイツ語)
風を食べる(マレー語)
聖ゲルトルーデの日に熊が…(エストニア語)
猫がヴァーラーナシーに行って…(ネパ―ル語)
貝が食べたい人は…(アイスランド語)
慶良間は見えるが,まつ毛は見えない(沖縄語)
蝉は螺が,蟻は蟻が愛おしい(古典ギリシア語)
知リ合いのある人は草原と同じ…(モンゴル語)
良いことをしたら水に流せ(アルメニア語)
水牛の前でビ―ンを奏でる(ウルドゥ―語)
卵は石とは相撲をとらない(ウォロフ語)
雌鴨,米びつに落下(台湾語)
どの豚にも聖マルティヌスの日が…(ポルトガル語)
絨毯の寸法に合わせて足を伸ばせ(ペルシア語)
村の歌い手は評価が低い(ベルベル語)
面と向かって緑色のことを言う(ルーマニア語)
熊が逃げてから刀を出す(ゾンカ語)
よく食べ,しっかリ 糞をすれば …(カタルーニャ語)
思い切って踊る,恥じらいは…(ハワイ語)
あなたはあらゆる方法で食べ物を …(イヌクティトゥット語)
コウモリの村へ行ったなら…(ダン語)
あとがき
著者情報
金井真紀[カナイマキ]
1974年、千葉県生まれ。テレビ番組の構成作家、酒場のママ見習いなどを経て、2015年より文筆家・イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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