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あのとき、僕は何を見てしまったのか?
兄の急死に不審を抱いた医学生・翔二は、元予備校講師・占部の協力を得て事件の真相を追う。
「ね、遊んでよ」……謎の言葉とともに残忍な犯行を重ねる殺人者の正体は?
翔二の心に封印されてきた幼い日の記憶の、恐るべき真実とは?
「館」シリーズと並ぶ人気シリーズの第三弾、新装改訂版でここに。
著者情報
綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。’87年に『十角館の殺人』で作家デビュー、“新本格ムーヴメント”の嚆矢となる。’92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。“館シリーズ”と呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引し、累計500万部を超える人気シリーズとなった。’18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)