商品詳細
著者が『黄落』(新潮文庫)で描いた両親の介護生活から解放されたのが65歳のとき。それまでも、5年ごとに新しいことを始めてきた著者は、65歳の誕生日を迎えた時に「今度は何に挑戦しよう?」と考えた。「70歳までに、今やらねば後悔することは何?」と、自問自答する。そこで、頭に浮かんできたのが「英会話」。しかし著者は大学を出ておらず、高校時代も英語が苦手で、50代になってからも英語のテストができない夢にうなされるほど、英語嫌いがトラウマになっていた。そこから一念発起し、3年半で日常生活の会話に困らないほどの英語力を身につけた。本書は著者が駅前の語学学校にかよい出し、カナダ、ニュージーランド、アメリカ3カ国への短期留学を経て現在の英語力を身につける過程を、軽妙なエッセイで追体験できるようになっている。記憶力が低下してくる中高年からでも、英会話はマスターできることを証明する一冊だ。
著者情報
佐江衆一[サエシュウイチ]
1934年東京生まれ。60年、短編「背」で新潮社同人雑誌賞を受け作家デビュー、5度芥川賞候補となり注目される。90年、『北の夜明け』で新田次郎文学賞、95年、『黄落』(新潮文庫)でドゥ・マゴ文学賞、96年、『江戸職人綺譚』(新潮文庫)で中山義秀文学賞を受賞。古武道杖術師範・剣道五段
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