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最高すぎるハッピーエンド!
中学生のときに「ストーカー」というあだ名をつけられてからというもの、恋なんてしないと決意して生きてきた。しかし勤務先の看護師に失恋し、やけ酒を飲んだ勢いで申し込んだ婚活パーティーで、“運命の人”に出会ってしまった。でも、聞けたのは、名前だけ。その翌日、故障したCTスキャナーの暴走に巻き込まれ、僕は中学二年生に戻っていた……。僕は、生き直すことにした。勉強に励み、進学校にすすみ、医学部に合格した。生まれて初めての彼女もできた。しかし、9.11で人生は暗転する。うなるほどの大金を手にし、欲望のかぎりを尽くした男が、時代も空間も跳躍するほどに、ほしかったものとは?
気鋭の脚本家が描く、最高すぎるハッピーエンド!
著者情報
岡本貴也[オカモトタカヤ]
1972年神戸市生まれ。脚本家・舞台演出家。テレビドラマや映画の脚本を手がける。2010年『彼女との上手な別れ方』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)