商品詳細
伝説の将棋棋士から一転、「ひふみん」として芸能界でバツグンの存在感を放つ加藤一二三。どんな場面でも、笑みを絶やさず、前向きに生きる姿勢の根本には、神へのゆるぎない信仰がありました。プロ棋士時代の最大のスランプを、キリスト教の洗礼を受けることで乗り越えたのです。将棋と同じように、「人生にも最善の一手が必ずある」と確信した瞬間だったといいます。自分なんてどうせうまくいかないと、落ち込んで苦しいとき、どうやって生きていけばいいのかわからないと、悩んで迷ってしまうとき、そんなときこそ、これからやって来る幸せを想像してみる。「あなたは、力の限りを尽くして、幸せを追い求めていいのです」毎日を明るく照らしてくれる、ひふみんからのメッセージ満載の一冊です。
著者情報
加藤一二三[カトウヒフミ]
1940年1月1日生まれ。将棋棋士。九段。第40期名人。仙台白百合女子大学客員教授。福岡県嘉麻市特別名誉市民。2017年6月20日、77歳で現役を引退。現役期間は62年10ヵ月(歴代1位)。公式戦通算対局数2505局(歴代1位)、公式戦通算勝利数1324勝(歴代3位)、順位戦A級在位36期(歴代2位)。1954年、14歳で史上最年少(当時)の中学生プロ棋士となる。1958年、史上最速でプロ棋士最高峰のA級、八段。1982年、名人位につく。敬虔なキリスト教信者(カトリック)で、1986年、ローマ教皇から聖シルベストロ教皇騎士団勲章を受章。2000年、紫綬褒章を受章。現役引退後は、数々のテレビ番組にも出演し、「ひふみん」の愛称でお茶の間の人気者となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)