商品詳細
日本を、必ず復活させる。これがグローバル競争に勝つための「逆転シナリオ」だ! 中国やアジア諸国の台頭、長引くデフレ、少子高齢化……「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われたかつての面影は、どこへ消えたのか。日本は、どこで何を間違ったのだろうか。IoT、AI、Industry 4.0、Society 5.0といった次の時代のキーワードが、少子高齢化というピンチをチャンスに変える。巨大産業化するシルバービジネスをリードする国際ビジネス人材の育成こそ、日本がいま取り組むべき課題である。日本のIT戦略を長年に渡って分析する著者が語るグローバル敗戦の理由とはなにか? また政財界のリーダーたちと語る「2030年日本経済再生シナリオ」とは?
著者情報
小尾敏夫[オビトシオ]
早稲田大学大学院教授。慶應義塾大学で学士・修士号、早稲田大学にて博士号取得。国連開発計画の企画担当官、コロンビア大学主任研究員、労働大臣秘書官などを経た後、早稲田大学にて教鞭を執る。北京大学など海外七大学の客員教授などにも就任したほか、情報通信産業についての深い知見、及び海外経験で培った豊富な人脈をもとに、内閣府IT戦略本部委員をはじめ多数の政府諮問委員を歴任。国連ITU事務総長特別代表、OECDやユネスコなど国際機関の座長を多数務める
岩〓尚子[イワサキナオコ]
早稲田大学総合研究機構電子政府・自治体研究所教授。早稲田大学大学院にて博士号(国際情報通信学)取得。早稲田大学商学研究科(MBA)、理工学部、政治学研究科をはじめ、文理を横断し情報通信技術とそのアプリケーション活用について教鞭を執る。北京大学、シンガポール南洋理工大学などで研究員に就任。専門は「超高齢社会におけるICT利活用(シルバーICT問題)」「CIO(高度IT人材)」「災害対策とBCP」「女性とICT」など。総務省、経済産業省、外務省などの委員を歴任するほか、2017年4月よりNPO法人国際CIO学会理事長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)