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『[証言録]海軍反省会』は11巻で完結である。この10巻では、第93回から第112回までを収録する。これらの回は昭和62年から平成元年にわたり収録され、昭和天皇のご崩御があり、また高齢の会員が徐々に出席できなくなる傾向が出始める時期である。「小柳史料」編纂の背景と海軍出身者としての感想や、連合艦隊における暗号についての意識の低さなど、日本海軍の技術的な問題点も明らかになる。陸海軍との対話不足の実態や、どのようにして日米開戦の「空気」が醸成されていったか、伏見宮軍令部総長、嶋田海軍大臣の問題点など、談論風発の中に事実が浮かびあがる。
著者情報
戸高一成[トダカカズシゲ]
1948年、宮崎県生まれ。多摩美術大学美術学部卒業。1992年、(財)史料調査会理事就任。1999年、厚生省(現厚生労働省)所管「昭和館」図書情報部長就任。2005年、呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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