商品詳細
古代の鳥も、現代の鳥も、同じ鳴き方だろうか? ヴィヴァルディに春の喜びをもたらした鳥の声を、今も同じように喜びとして聴けるのだろうか? 鳥の声を失った私たちにとって、歌とは何か?
著者情報
梅津時比古[ウメズトキヒコ]
神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学第一文学部西洋哲学科卒。現在、桐朋学園大学学長、早稲田大学講師、毎日新聞学芸部特別編集委員。『“セロ弾きのゴーシュ”の音楽論』=第54回(平成15年度)芸術選奨文部科学大臣賞および第19回岩手日報文学賞賢治賞。『ゴーシュという名前』=NHK制定“日本の百冊”。『フェルメールの楽器』=2010年日本記者クラブ賞、など各賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)