商品詳細
「海軍反省会」は、昭和初期から太平洋戦争期にかけて、海軍の中堅士官として過ごした、主に大佐、中佐クラスの士官が、海軍の歴史をそれぞれの体験に基づいて検討、反省することを目的に行われた、秘密裏の会合である。昭和55年から平成3年まで、131回がおこなわれた。本書では、その第54回から第59回までを、生々しい証言をそのままに記録している。主な内容は、開戦直前の航空軍備問題、海軍士官内の差別ともいえる機関科問題、人事制度の問題、海軍の「作戦」の問題点についての総論、情報軽視、教育に関する問題……などである。編者によれば、「海軍の教育問題についての実態が裏付けられる証言が貴重である」と、史料としての重要性もある。巻末に末国正雄「海軍の教育施策と教育施設」論文を付録として収録。
著者情報
戸高一成[トダカカズシゲ]
1948年、宮崎県生まれ。多摩美術大学美術学部卒業。1992年、(財)史料調査会理事就任。1999年、厚生省(現厚生労働省)所管「昭和館」図書情報部長就任。2005年、呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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