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中国・米国に勝った小国の知略!
日本の国家戦略の鍵を握る“アジアの急成長国ベトナム――
有事における対中外交の知恵、日本との交流史から、
「ASEANの窓口」としてのビジネスの可能性まで。
随一のベトナム通が提言!
中国と1000年戦い、フランスと100年戦い、アメリカにも勝利したベトナムは、
戦争にかけて圧倒的な力と戦略の全てを持つ「戦争のプロ」だ。
一方、日本は環境、文化、サービス力、交通インフラとあらゆる面で「平和のプロ」と
しての良さを築いてきた国である。グローバル化が進む中、アジアの両国はいかに
協力していくべきか。日本とベトナムについて知り尽くした著者による注目の提言。
〈目次〉
第一章 ベトナムで学んだこと
第二章 ベトナムから見た日本人
第三章 ベトナムに生きている日本
第四章 ベトナムの課題
第五章 日本人が気づかない日本の魅力
第六章 日本とベトナムの未来
第七章 ベトナムは日本のASEAN進出の窓口
第八章 ベトナムの歴史を知ろう
著者情報
大武健一郎[オオタケケンイチロウ]
1946年生まれ。ベトナム簿記普及推進協議会(ABPV)理事長。東京大学経済学部卒、大蔵省入省、主税局長などを経て、国税庁長官を務めた後、2005年に退職。以後、ベトナム等の簿記普及活動のボランティアに携わり、現在はABPV理事長の他、関西大学及びビジネス・ブレークスルー大学大学院客員教授。中央財経大学(北京)名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)