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万人に必ず訪れる最期の日。その日を前に人はどうあるべきか?
女の業を生きる「痴の巨人」中村うさぎと、現代を代表する「知の怪人」佐藤優。ともにキリスト教に影響を受け、そして原因不明の病で死の淵をさまよった中村と、いわゆる「鈴木宗男事件」で社会的に殺されかけた佐藤。異色の二人が贈る「死の入門書」がついに解禁。
<目次>
◆まえがき 佐藤優
◆第1章 死の淵から
◆第2章 死の意味
◆第3章 死と生
◆第4章 死を想う
◆第5章 死とともに
◆あとがき 中村うさぎ
著者情報
中村うさぎ[ナカムラウサギ]
1958年、福岡県生まれ。同志社大学卒業。OLやコピーライターなどを経て作家に。ライトノベルで好評を博す一方、浪費、美容整形などの実体験をもとにしたエッセーなどで注目を集める
佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。同志社大学神学研究科修士課程修了。元外務省主任分析官。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。05年、執行猶予付き有罪判決を受ける。09年、最高裁で有罪が確定、外務省を失職。05年『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。06年『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)