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世界のシルバー市場3000兆円への挑戦!
本書は3年半前に出版した『シルバーICT革命が超高齢社会を救う』(毎日新聞社刊)の続編である。この間、世界は益々情報社会と高齢社会の融合に大きく舵を切った。世界の経済社会は大きなパラダイムシフトを迎え、社会は高齢化と共に情報化、サービス化、グローバル化、都市化が加速した。人類初の少子・超高齢・人口減少社会を迎えた日本の挑戦が世界の歴史を変えようとしている。特に、“超”高齢社会は国連加盟約200カ国の中で日本だけが直面しているオンリー・ワンで、先頭を走る日本の未来に世界中が注視している。
ある投資銀行の試算では、シルバー市場は2050年に3000兆円の巨額に達すると推計されている。世界一の超高齢社会と情報社会が融合する日本の未来像、さらに歴史的系譜、現状、課題、展望を世界中の現場、国際会議、研究調査に基づきをまとめ上げたものである。本書を通して読者が総合的視点で21世紀最大な難題とは何か、どう解決できるのか、また成長戦略の巨大ビジネスの新潮流などをご理解いただきたい。
目次
第1部 超高齢社会日本の挑戦
第2部 日本の未来を語る
著者情報
小尾敏夫[オビトシオ]
早稲田大学教授(博士)、慶應義塾大学大学院修了。専門は電子政府、超高齢社会問題。国連開発計画の企画担当官、コロンビア大学主任研究員、労働大臣秘書官、などを経て現在に至る。早稲田大学電子政府・自治体研究所所長、APEC電子政府研究センター長、国連ITU事務総長特別代表、国際CIO学会世界会長、総務省電子政府推進員協議会会長、IT戦略本部評価専門調査会委員、OECD、APECのシルバーICTプロジェクト共同議長、ICT成長戦略会議構成員、総務省ICT超高齢社会構想会議座長代理、2013年度総務大臣賞受賞
岩崎尚子[イワサキナオコ]
早稲田大学電子政府・自治体研究所准教授、早稲田大学大学院修了(博士)。国際CIO学会常任理事、総務省のスマートプラチナ社会推進会議戦略部会委員、ICT超高齢社会構想会議構成員、行政イノベーション研究会委員。早稲田大学大学院MBA及び公共経営研究科兼担教員。専門はCIO、超高齢社会(シルバーICT)問題、災害とBCP。日中高齢社会ICT対策会議事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)