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150キロ台後半の剛速球を投げ込み、日本プロ野球界を代表する投手となった伊良部秀輝。そんな彼が次の活躍の舞台として希望したのはニューヨーク・ヤンキースだった。そして、日本球団とパドレス、ヤンキースを巻き込んだ世紀の三角トレードへと発展していく。本書では、傲慢、不遜とマスコミからバッシングされつづけた伊良部秀輝の真実の姿を明らかにしようとする一冊である。著者は、伊良部の代理人として、ヤンキースへの移籍を成立させた代理人の団野村。最近では、ダルビッシュ有のメジャー移籍を成立させた日本を代表するエージェントである。本書では、伊良部がヤンキースのオーナーやファンから愛された姿、そして豪腕でありながらミリ単位の投球フォームにこだわりつづけた繊細な野球人としての姿を浮き彫りにしていく。42歳にしてこの世を去った伊良部秀輝。彼が、日米のプロ野球界、マウンドに遺したものは何か―野球ファン必読の一冊。
著者情報
団・野村[ダンノムラ]
1957年生まれ。78年から4年間ヤクルトスワローズでプロ野球選手生活を送り、引退後、渡米。93年、ダン野村オフィス(現KDN MANAGEMENT INC)をロサンゼルスに設立。95年、野茂英雄選手のメジャーリーグ移籍を実現。97年には、伊良部秀輝選手のニューヨーク・ヤンキース入団を三角トレードにて実現。ポスティングシステムが生まれるきっかけとなった。以降、吉井理人選手、ダルビッシュ有選手などのメジャー球団への移籍を手がけ、日本屈指のエージェントとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)