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「何のために医師になったのか。瀕死の患者を救うためだろう。目の前の患者に全力を尽くせ。」「劇的救命」とは、絶体絶命の患者を救う意で、今氏のチームポリシー。救命救急の専門医である著者は、ドクターヘリ、ドクターカーを同時に現場に急行させる八戸独自の「サンダーバード作戦」で、医療過疎地の重傷患者を次々と救う。どちらか無駄になっても、救える可能性があれば手を尽くすのが信条だ。八戸ERでは、「奇跡はよく起こる」という。本書は、いま日本の救命救急分野の先駆者の一人、今氏のこれまでの人生とERスタッフたちとの日常を追う迫真のドキュメントである
著者情報
今明秀[コンアキヒデ]
1958(昭和33)年11月13日、青森市に生まれる。青森高校卒業。自治医科大学卒業後、青森県立中央病院での臨床研修を経て、倉石診療所、野辺地病院、六戸国民健康保険病院、国民健康保険大間病院などに勤務。1997年より川口市立医療センターに勤務後、2004年、八戸市立市民病院に救命救急センター所長として赴任。現在、同病院の副院長、救命救急センター所長、臨床研修センター所長として活躍する一方、日本における救命救急医療の第一人者として、後進の指導等、幅広い活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)