商品詳細
阪神・淡路大震災で、妹を亡くした少女の10年を描いたノンフィクション絵本。加藤いつかさんは、阪神・淡路大震災で妹・はるかちゃんを亡くした。体育館での避難生活、次第に生きる意欲を失い壊れかけそうになる家族、厳しい体験が続く。その一方、ボランティアの温かさにも触れた。震災のあった年の夏に、はるかちゃんの亡くなった場所から、大輪のひまわりが咲いた。近所の人が「はるかちゃんのひまわり」と呼んだことから、毎年そのひまわりの種を蒔く活動が広がり、いつのまにか震災自体のイメージの花として、ひまわりが注目されるようになる。当初いつかさんは、辛すぎてひまわりを見ることすらできなかった。しかし、何年も何年も妹の名が付いたひまわりを蒔き続ける活動が続く中、自分もできることから始めようという気持ちが芽生え始める。現在は、震災の語り部として、講演活動にも携わってる。NHKで放映されて感動をよんだ実話の絵本化。
著者情報
指田和子[サシダカズコ]
1967年、埼玉県に生まれる。出版社で子ども雑誌、家庭雑誌、単行本などの編集を経たのち、フリーとなる。阪神・淡路大震災のときにはボランティアとして神戸に足を運び、被災した子どもたちと交流する。食や農に関するテーマのほか、北米にも興味をもち、取材を重ねる
鈴木びんこ[スズキビンコ]
埼玉県生まれ。デザイナーを経て、フリーイラストレーターとなる。日本児童出版美術家連盟会員