金の諍い―日雇い浪人生活録〈2〉(ハルキ文庫)(著者:上田 秀人さんのサイン入り)

金の諍い―日雇い浪人生活録〈2〉(ハルキ文庫)(著者:上田 秀人さんのサイン入り)

  • 角川春樹事務所(2016/12/01発売)
  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • この商品は店舗受取ができない商品です。
  • JAN 9784758440462

基本説明

「幕政のすべてを米から金へ」変える大改革に挑むお側御用取次・田沼意次。金で動く世を拓くためならと、意次に手を貸すこととなった浅草の両替商・分銅屋仁左衛門。しかし、早くもこの動きを察した江戸有数の札差・加賀屋は、利権渡すまじと根回しを始める。武士たちの首を抑えているも同然の加賀屋を向こうに回し、分銅屋が打つ手とは。金と利権をめぐる火花が散り、お庭番が暗躍するなか、分銅屋の用心棒として雇われた浪人者・左馬介も命を懸けて立ち向かうことになる。しかし、剣の腕はまだ頼りなく―。江戸の「金」に斬り込む大好評シリーズ、第二巻。

著者紹介

上田秀人[ウエダヒデト]
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業、歯科医師。97年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催第20回小説クラブ新人賞佳作、2010年に単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)