化石が語る植物の進化5億年史

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化石が語る植物の進化5億年史

  • 著者名:矢部淳【著】
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 丸善出版(2025/09発売)
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  • ISBN:9784621311776

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内容説明

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5億年――これは現在の地球の生命を支える存在である植物が、その進化に費やした時間である。本書は植物がいかにして発達してきたのか、その5億年にわたる歴史を1冊にまとめ上げたものである。本書では植物史における大きな変化一つ一つを、化石を基にして丁寧にたどっていく。5億年の間に植物は、水の中で生まれ、上陸を果たし、幹を持ち、種(たね)を得て、花をつけた。いかにして進化し、広がっていったのか。地球を彩ってきた植物たちの生命史を見つめ直す1冊である。

目次

プロローグ植物とは何か
光合成生物と系統
光合成生物の系統
陸上植物の5大グループ
陸上植物の構成割合
植物の生活環
1章水の中
酸素発生型光合成がもたらしたもの
大気組成が変わる
地球が氷に包まれた!
先カンブリア時代の「植物化石」
2章上陸
海から淡水へ
上陸のタイミング
生活環の進化
3章森の誕生
葉の進化
根の進化
石炭紀~ペルム紀の大森林
高酸素濃度の世界で何が起こったか?
シダの森の終焉と地球環境
中生代・新生代のシダ類
日本でも見つかる古生代の木化石
4章種の獲得
種の役割
種はどのようにしてできた?
種の発明は世界をどう変えた?
古生代の裸子植物類
中生代の裸子植物
ベネチテス類の復元に成功!
現在も生きている裸子植物
5章花の誕生
ダーウィンを悩ませた謎
いつごろ現れた?
花化石からわかること
花化石をめぐる日本の研究
K/Pg境界期の絶滅
日本の恐竜が見ていた植物
食痕化石研究がもたらす新たな世界
新生代の植物進化
エピローグ現在につなぐ
第四紀の植物変遷
日本列島の植物分布に影響した環境変化
第四紀の爪痕
人による利用はどこまでわかっている?
地質学年表
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

GeoFuruko

2
いやあ、植物化石はいいなあ。とても好き。中生代の代表的な植物分類の紹介がとても勉強になった。2025/10/02

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