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内容説明
日本のアニメ・漫画オタクの意味から転じて日本文化愛好者を示すようになったウィーブ(Weeb)。アメリカの著名コンテンツサイトSubstackの人気ナンバーワン・エコノミストでWeebの1人である著者が、世界に広がるWeebたちを活用した日本経済復活のシナリオを描いた。ブログサイトnote に掲載されて話題となった「雑居ビル:商業地区をつくるもっと優れたやり方」やBBC東京特派員の日本は変化していないという報道に真っ向から反論した「実は、日本は様変わりしている」、「東京は新しいパリだ」、「Weeb(ウィーブ)――日本のポップ文化に首ったけの非日本人」など話題となったコラムも収録している。
目次
目次
序文 なぜ「WEEB ECONOMY」を提唱するのか
第1部 ウィーブ・エコノミー
第1章 日本よ、再び未来を取り戻せ
第2章 対日直接投資こそ、パズルの欠けたピース
第3章 なぜ誰もが日本を好きなの?
第4章 「助っ人」Weebがやって来る
■デビッド・ハ(サカナAI共同創業者)インタビュー
第2部 変容する日本社会
第5章 実は、日本は様変わりしている
■日本の生活水準は低すぎる
第6章 東京は新しいパリだ
■雑居ビル――商業地区をつくるもっと優れたやり方
■Weeb(ウィーブ)!――日本のポップ文化に首ったけの非日本人たち
第3部 ノーベル賞受賞者から見た経済学の現在
第7章 信頼性革命と経済学の変容
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バーニング
3
一部書き下ろしを含むが基本的にはブログ「Noahpinion」からエントリーを持って来ている。そのため普段からノアスミスを翻訳している経済学101メンバーが多くの翻訳を担当している一冊。他国と比べた時の日本の「美点」を再発見するというスタンスが前半で、後半はもう少し広い意味での経済学エッセイが並んでいる。ブログからの転載が多いとは言えブログ自体がすでに膨大な量なので、一冊でノアスミスのエッセンスをつかむという意味では良い一冊かなと思う。2025/05/07
文
1
日本好き経済学者による日本経済への示唆。日本にもまだ良いところがたくさんあると思えるのは良かった。 筆者が言う通り、本当に世界中の人が日本のことが好きなのかはちょっと疑わしいけど……2025/05/03
hoven
0
ウィーブなんて言葉は全く知らなかった。雑居ビルの考察なんかは初めてで日本人できづいてた人もいないだろう。日本は商業ビルがあって、縦に店が入ってる。確かにとある駅前のビルは一階が居酒屋で、2階が学習塾、3階が美容室で4階がインド料理店。なるほどなあと。他のアジア諸国にもありそうだけど、ないらしい。2025/05/18