内容説明
主人公・拓と祖母の宏子、そして同級生の風花と平井。ひょんなことから忍者の里・戸隠へツアー旅行に出発することに!思いがけない出会いや、次々と起こる事件の連続で翻弄される拓たちの運命はどうなる...?家守神のルーツにせまる、第5巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
14
シリーズ5作目は、戸隠が舞台。拓は、風花と一緒に、お祖母ちゃんの実家である旅館に泊まりに行くことになったが、家にはトンボが現れて…。もうすぐ新学年というだけではなく、それ以上に、経験から、吸収し、成長できるのも、心のあり方次第なんだな思いました。長い年月を生きた家守神も同じというのが、奥が深いです。人を思いやりながらも、自分を持っているのが、かっこいい。巻末漫画今回も面白かった。そうだね、ますます忙しくなるね。続編もだけど、映像化も待ちたいと思います。2025/04/29
遠い日
3
シリーズ5。拓の祖母・宏子の里、戸隠の旅館への体験モニターツアーに出かけ、そこで勘兵衛が描いたもうひとつの屏風とその家守神・コタと出会う。今のコタの立場の不安定さを解消すべく、拓は動いた。佐伯家と信山家の関わりの深さ、絵師勘兵衛を介して両家が、物も人も時代を超えて受け継いできた心の在り方も見えた。そして、何より家守神たちが、新たな出会いから掴み取った、いちばんよい在り方を決めたことは大きかった。みんなが安心して過ごせるように心を砕く場面は感動しかなかった。拓たちの家族が増える次巻、待ち遠しいです。2024/12/13
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