贋屋十四郎 影桜、咲かせやしょう

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贋屋十四郎 影桜、咲かせやしょう

  • 著者名:ヒキタクニオ【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 徳間書店(2022/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784198631901

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内容説明

武士であることを捨てて長屋暮らしの赤木十四郎。
面白いことが大好きで、型にとらわれない生き方を押し通す彼の裏の顔は、贋屋と呼ばれるニセ物作りの名人だ。
人の心を踏みにじる悪党どもを相手に、精巧な贋作をでっち上げて悪巧みを暴き、地獄へ突き落とす。
情にあついがゆえに侍を捨てた男が、世におもねらず自分の道を突き進んでゆく姿は爽快。
登場する贋作に大拍手!
しいたげられた人がニセ物で救われる勧善懲悪の時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

勇ましいチビのノリ公

3
元・侍の十四郎と同じ長屋に住む大道芸人のコンビ。連作短編集。 季節によって変わる食べ物談義がおいしそう! 2011/10/07

外道皇帝

3
贋物を作って人の助けをする贋屋十四郎。ミッション・インポッシブルの時代物版かと期待して読んだのですが、贋作がありきたりすぎて、物語にも驚きがない。ヒキタクニオの良さがまったく出てない失敗作。2011/08/28

M2

1
うーん、主人公の十四郎にいまひとつ共感しきれなかったなぁ。題材は面白いし、伊三次の「…くんろう」は可愛かったんだけど。2012/01/13

etoman

1
これまでも「粋(イキ)」を裏テーマとして書き続けた著者が書いた、「粋」が生まれた江戸時代を舞台にした初の時代小説。他の時代小説ではあまり描かれていない江戸の風俗描写や「イキ」に「イナセ」に「野暮」と言った言い回しの違いも面白いし、相変わらず料理のシーンは絶品で浅草海苔を食べるシーンでさえ美味しそうだ。主人公2人の行く末もまだまだ読んでみたい。シリーズ化希望です。おススメ。2011/10/10

北海熊子

1
元侍の贋屋と妻を殺された男のお話。悪を憎んで人を憎まず的な。ヒキタさんて時代物苦手なのかな…府に落ちないとこが沢山で全体的にゆるっとしてるかも。2011/09/29

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