MF文庫J<br> 恋は暗黒。2

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MF文庫J
恋は暗黒。2

  • ISBN:9784046820389

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内容説明

高良縊想星は同級生の羊本くちなと友だちになりたかった。なれそうな流れだった。何しろ羊本はただの同級生ではない。同業者で、なおかつ互いの「チート」が奇跡的に噛みあっているのだ。ところが、羊本に一方的に避けられて想星は困惑。そんな二人の様子に気づいて、やはりただの同級生ではない、想星の元カノ(一応)白森明日美が動きだす。同級生の茂江陽菜らを巻きこんだ白森の「計画」は雪解けを招くのか。
一方、想星には「仕事」もある。ついでに命の残機を増やしておきたいところだが、文字どおりの死闘続きでそれどころではなく、学校生活にまで影響が……!?
ちょっぴりダークなラブコメ、第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
同級生の羊本くちなの正体を知り、彼女と友だちになりたかった高良縊想星。そんな二人の様子に気づいた想星の元カノ(一応)白森明日美が動きだす第二弾。同業者で、なおかつ互いのチートが奇跡的に噛みあうゆえに羊本が気になるけれど、彼女に避けられまくりの想星。裏の仕事をこなしながら機会を伺う想星が、いつの間にか同級生の陽菜と一緒に巻き込まれる明日美の計画。羊本につれなくされてもぐいぐい行く明日美の諦めの悪さが光る展開でしたけど、そんな彼女だからこそ引き寄せた結末には素直に凄いと思いました。羊本の変化も気になりますね。2022/12/25

真白優樹

12
恋人関係を解消した明日美が友達として想星を支援する中、想星が更なる強敵との激突に挑む今巻。―――暗闇の中、生まれい出るは何の光? くちなと距離が詰められずあわあわしたり、明日美もぐいぐいくちなに迫ったりする中、想星が姉への反目の様子を見せながらも仕事に励む巻であり、ラブコメと言っていいのか分からない物語が更に深度を増して展開されていく、より鮮烈に面白くなっていく巻である。果たして日常と仕事を反復横跳びする中、想星はこの日常を守れるのか。いつかこの日常も、侵食されてしまうのか。 次巻も勿論楽しみである。2023/01/05

冬野

11
シリーズ二作目。ラブコメというより友情回。ポテチが食べたくて仕方なくなった。明日美-想星-くちなの関係がドロドロになったら嫌だなと思っていたけどあすみんはひたすら真っ直ぐでいい子だ…眩しい。一番のクライマックスが○○○シーンってどういうこと!?好き…。高校生活も裏稼業の方もこれからどうなるか全然読めないけど、あんまり明るい未来は見えないな。雪定も一般人には見えなくて気になる。あとがきが想星の独白そのもので笑っちゃいました。やっぱり考え抜いて作り出したキャラがすぐ死んじゃうのって辛いんだな…。星:4/52023/01/12

椎名

8
あれからどう続くのかと思いきや、別れたところで友達は友達、なんなら一度付き合ったのだから前より距離は近いと言い張って当たり前のように想星と絡む白森さんが良かった。この価値観好きです。そんな白森さんが今度は羊本さんと仲良くなりたい、と試行錯誤する様が描かれる。白森さんに声をかけられては身体を固まらせる羊本さんが可愛い。当たり前のような、また明日、が保証されていない二人の日常と、高校生の日常が交互に描かれるからこそ、ラストのまた明日、がじんと沁みる。2022/12/30

しん∞SHI−N

7
【暗闇の中で恋を模倣し、命を代償にして繋ぐ明日】同業者であるくちなに親愛の情を抱く想星の為に動く明日美。そんな日常をおいて強敵の刺客が確実に迫る物語。人の命を無惨に奪っておいて、己の日常を謳歌する気概は間違っているのか。そんな覚悟を抱く想星は、それでも年相応に友達が欲しかった。見初められたくちなは、自分の能力が周りに影響を及ぶ事を恐れ、想星を避ける。そんな二人を見かねて明日美が仲良くなる為の計画を遂行する。しかし、任務は確実に日常を壊す物で、迫り来る強敵との死闘で。保証されない明日の価値が跳ね上がるのだ。2025/07/12

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