内容説明
どんな修行をしていたのか、使っていた忍術の秘密とは……? 世界が注目する忍者の歴史と実態に、三重大学の研究者たちが迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
21
忍者学はやはりおもしろい。「忍者学講義」を読んでいたが、使用していた薬やあぶり出し、火器の再現など実験を行っているのも面白い。個人的には藤堂藩の伊賀者の活動やアナログ忍者ゲームから推察される人々のニンジャに対する受容、コラムでの東京五輪に関与するかも知れなかった甲賀流忍術の存在など興味深いものが多かった。神君伊賀越えが無かったというのは他の書籍でも読んだのだけど、甲賀越えではなかったか、という説は面白い。しかし、どちらにせよ伊賀越え自体はそれほど大変な道行では無かった可能性がある。2022/02/24
ようはん
17
忍者に関しての様々な研究が載っているが内容がそれぞれ面白い。自分も子供の頃にやったみかん汁を紙に塗っての炙り出しの検証や家康の伊賀越えの新説辺りが目を引いた。2024/04/28
なま
7
★4 忍者研究というと胡散臭さが拭えないが、こちらは三重大学が地方創生への取り組みの一環として、企業や様々な学部と連携し、忍者の歴史や文化・森林資源の活用を行っている様だ。忍術は中世では当時の最新科学という認識のもと、薬草の効能、忍者が情報伝達に使用したあぶり出しや水出し、火器やクナイの再現等の様々な実験を試みる。また忍者ゲームや映画、アニメやボードゲームなど様々な視点から忍者を幅広く探求する過程は面白い。様々な研究者や教授が忍者の衣装に身を包み、満面の笑みで本気で研究してるというのに惹かれる。2025/06/11
晩鳥
2
読売新聞伊賀版・三重版の連載を書籍化したもの。様々な筆者がそれぞれの専門分野で忍者について書いている。内容も面白いが、執筆者紹介の写真で教授や研究センター職員などがみんな忍者の格好してたのに笑った。2024/03/05
才谷
2
大学で忍者?と思ったけれど謎がある分研究しがいあるかも。2022/04/29
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