滅私

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紙書籍版価格 ¥1,650
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滅私

  • 著者名:羽田圭介【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 新潮社(2021/11発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103361121

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内容説明

必要最低限の物だけで暮らすライターの男。物だけでなく人間関係にも淡泊で、同志が集うサイトの運営と投資で生計を立て、裕福ではないが自由でスマートな生活を手に入れた。だがある日、その人生に影が差す。自分の昔の所業を知る人物が現れたのだ。過去は物ほど簡単には捨てられないのか。更新される煩悩の現在を鋭く描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

259
羽田 圭介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。ミニマリスト純文学、最期は正に滅私でした。物を所有することで豊かになった人類が、物を捨てることで幸せになるのでしょうか?ミニマリストが主流になると地球環境には優しいですが、経済が崩壊すると思われます。私は、完全図書館派なので、本に関してはミニマリストですが、それ以外の物は自宅に溢れています(笑) https://www.shinchosha.co.jp/book/336112/2021/12/26

美紀ちゃん

92
ん?自滅? 怖い話だった。 自覚のある思い上がり。 ポリシーがありそうだが、矛盾している。 彼女はそのことを「極端」と言う。 そう思う。 坂口安吾を検索してみた。 落ち着くのがわかる。 もらったものを開封しないで捨てるのはひどいと思い、ひいた。 断捨離はした方が良いと感じている。 ミニマリストは極端だと思う。2021/12/31

よつば🍀

72
ここ数年、頻繁に見聞きする様になった『断捨離』の三文字。主人公は、サイト「身軽生活」を運営し「MUJOU」ブランド商品販売、かつライター業をしながら必要最低限の物だけで生活するミニマリストの男。物を販売する側でありながら自身は徹底して物を捨てる。相反する生活様式に首を傾げてしまう。食べ物や知人からの内祝いまで容赦なく『捨て』を繰り返し、物欲から解放され自由を謳歌しているように見える主人公が、過去に犯した数々の悪事の記憶だけは捨てきれないさまが滑稽だ。ゴミ屋敷で落ち着く姿に苦笑しホラーの様な結末にたじろぐ。2021/12/18

kei302

68
この終わり方、さすが羽田圭介、滅私そのものじゃないか! 出てくるミニマリストたちが軒並み薄っぺらくて、読んでいるこちらが落ち着かなくなる。前作『Phantom』と『ポルシェ太郎』に続く、中身のなさを、お高いものや人のまね、流行り物で取り繕い、洗練された自分に酔う人たち。3冊読むと、彼らの歪みっぷりがいとおしくなる。2022/01/20

pohcho

64
前作「phantom」は投資にはまる人が興味深い上に、ぶっとんだ展開でとても面白かった。今作はミニマリストの極端な生活は興味深かったけど、後半の話がよくわからず。ついていけないままに終わってしまった。2022/02/15

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